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スパークリングワインにまつわるエトセトラ

スパークリングワインは主にシャンパンなど、ぶどう果汁にイースト菌を加えて樽で発酵させたあとに、ビンに移し替えて二次発酵という工程で自然に炭酸ガスが発生したものが多いです。ハンガリーにもペジュグーというスパークリングワインがあり、これらのスパークリングワインはあとから炭酸ガスを加えたものに対して泡の肌目が細かいという特徴があります。

スパークリングワインの発祥は、9~10月頃に収穫されたぶどうで作ったワインの発酵が冬の寒さで一時的に止まり、その時期に瓶詰めをしたことで春を迎えてから気温の上昇によって発酵が再開し、炭酸ガスがビンの中に閉じ込められたものと言われています。

冬の寒い時期に思いを閉じ込め、春になって花が開くスパークリングワイン。バレンタインの寒い時期から思いを温め、春の暖かさが感じられる時期になってホワイトデーで返事を返すのは日本ならではの風習ですが、そんなときにこそスパークリングワインをホワイトデーのお返しとしてぜひ贈ってみてはいかがでしょうか?

ハンガリーワインも暖かい時期が来て、皆さんとお会いできるときを心待ちにしていることでしょう。